2010年08月29日
タトゥー、入れ墨や、ピアスすら否定的な意見は強かったです
整形に関するアンケートで、答えた女性のそのほとんどが自分の身体の気になる部分を整形したい、と考えているようです。もし、金銭的や周りの環境での問題がなくなれば、整形している人が多い世の中だったでしょうね。
整形に対する抵抗は昔ほどなくなり、今では「アンチエイジング」「プチ整形」などという言い方が一般的になりましたよね。
実際、何処まで整形で変われるのでしょうか? 整形の方法にはどんなものがあるのでしょう?
長らく日本では「身体は自分のもの、でなく、親からもらったもの」という意識が強くあったため、入れ墨はもちろん、今では誰もがしているピアスですら否定的に見られていました。そのため、身体にメスを入れて「改造する」整形については、さらにタブー視されていました。
また、未だに整形はバレない程度に施術されることが多く、万が一整形に気づかれても、それについて触れることはマナー違反と思われます。その証拠として、芸能人の整形について公言している人はごくわずかだと思いませんか。
しかし、アメリカなどでは、整形に対する意識も日本と異なり「欠点を隠す」ことよりも「より良く見せる」というプラス思考のために、整形がマイナスイメージに繋がることはないようです。
日本と同じアジアでもお隣韓国においては、娘の入学の祝いに整形をプレゼントする親もいるほど、整形には市民権があるようです。女性だけでなく男性でも、見た目が大事とばかりに、二重まぶたの手術をする人も増えているとか。
しかし、このようにあまりに整形が誰でもやれるようになると、無免許の医師が登場することで「扇風機おばさん」のような被害者が出たり、際限なく整形を続けてしまうことで顔面のバランスが崩れてしまった人も出てきました。
日本ではメスを使う整形手術には未だ抵抗があるのか、メスを使わない「プチ整形」に人気があります。
また整形は何処までやれるのか考えてみましょう。その昔、顔は良いけど背が低く頭はカツラ、という問題もありましたが、今では低い背丈は骨を断って間に繋を入れる方法で解決、薄毛は植毛技術の向上で解決できるようになりました。現代医学では整形できない部分はないのかもしれませんよ。
昔は諦めていた老化現象も、赤ちゃん肌に戻れるケミカルピーリングやヒアルロン酸注入などで、シミ、シワ対策が練られます。しかし、常にメンテナンスの必要性はあるのですが…。
自分が気にしていた身体の欠点も、整形することによって気にならなくなれば…。クオリティ・オブ・ライフの意識の高まりによって、整形することで前向きになれるというプラス思考によって、さらに美容整形も身近なものになるかもしれませんね。現に「プチ整形」の流行も、その表れといえるのではないでしょうか。