2010年08月25日
ミネラルウォーターに、どのミネラルが含まれないと・・・
ミネラルウォーターは、普通の水よりも、ミネラルが多く含まれているので、ミネラルウォーターという名前が付けられたんだって、思い込んでいませんか?
ミネラルウォーターは、ミネラルがたっぷり入っているから、ミネラルウォーターという名前が付けられたのではありません。
ボトルに入れて売られている水で、地下水を原水としたものを、ミネラルウォーターと言うのです。
それゆえ、地下水以外の原水を使ったボトル入りの水は、ミネラルウォーターとは言いません。
欧米で、水道水の硬度が高く、そのままでは飲めない地域に、別の地域のおいしい地下水をボトルに詰めて、持ってきて売るようになったのが、ミネラルウォーターの始まりです。
現在、ミネラルウォーターは、その原水となる地下水が湧き出る地域の名前と共に世に知られ、世界中の人に、ミネラルウォーターは愛飲されるようになりました。
意外なことに、ミネラルウォーターの中に、どれだけミネラルが含まれていなければいけないか、などの厳しい規定はありません。
それゆえ、どの地下水を原水として使ったかにより、ミネラルウォーターの味は違いますし、ミネラルの量、種類も変わってきます。
ただ、いくらミネラルが含まれているといっても、ミネラルウォーターを飲んでいれば、1日に必要なミネラルを全て取れるわけではありません。
それゆえ、ミネラルは、普段の食事から取るようにし、ミネラルウォーターに過大な期待はしないで下さい。
近年、水道水の色々な問題が取りざたされて、水道水の飲むのに抵抗がある人もいると思います。
なんとなく生水を飲みたくないという人は、普段の飲み水だけでも、ミネラルウォーターにするといいですよ。
Posted by 山なしなしよ at 13:07