2009年03月14日
今食品業界で輸入食材の中毒や農薬問題、国内で製造日偽装など
人は生きている間、食べていかなくてはいけませんが、昨今の食品業界では、国内の製造日偽装や、輸入食材の残留農薬や中毒問題で、大きく揺れています。
それでも人は食品なしには生きていけません。人間のみならず生き物全てのために、これらの問題を解決しなくてはいけません。
流通手段が発達した現代社会では、季節とはずれていても、それを先取りした食品を誰もが口にすることができるようになりました。
しかし、そうは言っても生鮮食品は劣化も早く、天候や気候に生産が左右されることも多いので、食生活を生鮮食品だけに頼ることはできません。
そこで、生鮮食品だけではなく、今では冷凍食品などに代表されるような加工食品を利用するようになりました。
加工食品とは、生鮮食品以外の食品と言ってもよく、食材に手を加えた食品のことです。その中には、食塩や砂糖などの調味料も含まれているのです。
また、その加工法に微生物が積極的に関与されたものは、加工食品の中でも、発酵食品と呼ばれています。よく知られている発酵食品としては、納豆、ビール、味噌、ヨーグルトなどが挙げられるでしょう。
このように、腐敗と同じ仕組みで起こる発酵のため、やはりニオイはきついモノが多く、納豆、くさや、あるいは鮒寿司などを見ても分かるように、その好みは大きく分かれるでしょう。
また、加工食品の中でも大きな割合を占める冷凍食品ですが、それに頼った生活を送っていると、先日のような中国産食材の中毒事件のような場合、その影響力は思った以上に大きなってしまうかもしれません。
加工食品は食材そのものの生鮮食品と違って、その多くが消費期限が長いことが特徴です。その一方で、日持ちのしない加工食品は、日配食品と呼ばれ、冷蔵保存を要するものが多いようです。
加工食品はレトルト食品・冷凍食品など、消費期限が長く日常的に必要とされる食品と言えます。しかし、加工する際にさまざまな加工材料がその中に使われている現実を覚えておきましょう。
それらの加工食品の中に入っている多くの添加物が、私たち人体にどんな影響をもたらすのか、また、本当に自分たちに必要な食品なのかどうかをたまには考えつつ、楽しい食生活をしていきたいですね。