2010年07月24日

高いお金を出して買ってローンに追われる生活から逃れることが


メールやインターネットも一般家庭に普及してきました。このことは在宅での勤務が可能になったとも言えますよね。この時代、会議だってネット中継で行えるのですから。

もし全ての仕事が在宅でできたとしたら…満員電車の通勤地獄とも、都会の小さなマイホームのためのローン地獄ともおさらばすることが出来るかもしれません。

出産、育児でキャリアを中断せざるを得なかった女性たちも、また外の世界と繋がっていたい!という女性たちも、在宅ワークに引かれると思います。子持ちの主婦にとって、子どもの急な発熱などを考えるとなかなか再就職はしにくく、在宅勤務は魅力的に映るでしょう。

では、在宅勤務、SOHOを始めるために必要な環境を整えてみましょう。まず、連絡手段として一番大事な電話、そしてパソコン、プリンター、そしてできれば常時インターネットに接続できる環境でしょう。



これら通信手段を準備したら、社会人としての基本的なマナーを確認しましょう。在宅であっても、自分自身が会社代表であることを忘れてはいけません。

具体的には、家庭の事情で無断で仕事を放棄することや、ウイルス対策をしないばかりにデータ消失あるいは流失をさせたり、また、先方に対する言葉遣いなどに注意することです。これらは、在宅での仕事を完遂するために必要な責任感と言ってもいいでしょう

さて、その在宅ワークにはどのような職種があるのでしょうか。そして自分に向いているもの、これまでの経験を考えてみましょう。パソコンさえあれば在宅勤務が出来る!なんて言う人もいないと思いますが…。

在宅ワークの職で知られているものを挙げてみます。まず、一般事務的な文章入力などが多い事務系や、エディターやテープ起こしなどの編集系、またIT時代にふさわしいWEBデザインなどのデザイナー系、その他、CADや、企業向けプログラミング開発など、非常に高度な専門知識に技術がいかされる在宅仕事も多いようです。



しかし、これらのすべての能力が学校で学んで仕事に結びつくわけではありません。やはり仕事は経験がモノを言うものが多いようです。経験を積むための仕事を自分で見つけ出す、というその能力こそが在宅ワーカーには必要でしょう。

また、在宅勤務は出来高制がほとんどなので、自分にはどれを、どこまでやりきれるのか、という自分の仕事の力量を把握しなくてはなりません。

在宅で仕事をすると言うことは、「どうしたらいい?」という相談相手も隣にいなければ、進行管理のチェックをしてくれる上司もわいません。つまり、自分で仕事の納期までの計画を立て、分からないことは自分で判明させる、という意気込みが必要になります。

なによりも、途中で仕事を投げ出し信用をなくすような、自分の管理が甘くなる点が在宅ワークの落とし穴と言えそうです。受注先との密な話し合い、家の事情を言い訳にしないだけの能力と意志、そして社会人であることの仕事への責任感さえあれば、あなたの在宅ワーカーへの道は開けるでしょう。
















Posted by 山なしなしよ at 16:42