2010年06月29日
残された家族が生活に困らないだけのお金が支払われるのです
事故や病気などが原因の人の生死に対して、一定の金額を保険会社等が支払うことを約束しておく保険が生命保険です。
具体的に言えば、生命保険に入っていれば、愛する家族が亡くなったときに、残された家族が生活に困らないだけのお金が保険金として支払われるのです。
こうして「万が一のときのために加入しておくのが生命保険」であって、現実に、日本の全世帯の9割が何かしらの保険に加入しているのです。
生命保険の構成は、メイン保障である「主契約」と、オプションである付属「特約」保障が組み合わさってできあがっています。
一般的に、生命保険の「主契約」とは、定期保険、収入保障保険、終身保険、医療保険、がん保険、養老保険、個人年金保険、そして子供保険などです。
生命保険の特約はオプション的な役割で、死亡保障を上乗せする特約・不慮の事故死や後遺障害に備えた特約・医療保障が備えられる特約などがあり、主契約に入らないものをサポートします。
さて、実際、その結んだ生命保険契約がどんな内容なのかについてしっかり分かって加入している人は、困ったことに本当に少数です。
生命保険に加入したという人の中には、セールスマンの言われるがままや、友達から勧められて断りきれなかったという方が多いそうです。
きわめて複雑な生命保険の仕組みに戸惑ってしまい、自分では調べてみる気も起きないという方も非常に多いです。
しかしながら、そんな事を言っていようでは、自分に合わない保険を選んでしまい、毎月高い保険料を長年払わなくてはならなくなります。
そんなふうにならないために、今から生命保険に加入するか考えている人は、しっかり知識をつけることが必要です。
すでに生命保険に加入している人は、その保険の保険証券を近くにおいたうえで、もう一度契約内容をきちんと見直しましょう。