2010年06月21日
サプリメントを摂っていることが国民栄養調査でもわかっています
栄養バランスが偏りがちな現代人には、まったくサプリメント無しでの食生活は、あまりおススメできません。
現代人の間でこんなにもサプリメントが重宝されているのは、健康維持がとても難しい世の中だからだろうと思います。
そもそもサプリメントとは「栄養補助食品」のことで、日常の食事で不足する栄養成分を補うために摂取される食品で、錠剤・カプセル状・リキッドタイプなどいろいろなものがあります。
米国では、人々の日常生活に根をおろしていますが、近年では日本もすっかりサプリメント大国となっています。
しっかりとビタミン・ミネラルを摂取するために、サプリメントという方法を取っている日本人が多いという調査結果を、厚生労働省も発表しました。
ますます拡大して、サプリメントの市場規模が約1兆円規模にまでなったのは、新しい成分・話題の成分も続々と発売されたことも理由かも知れません。
ところで、「サプリメントは薬ではなく食品である」という点にしっかり注意してサプリメントをとることが重要で、どんなにいいサプリメントでも「決して食事のかわりにならない」ということはしっかり知っておくべきです。
完全に間違っているのはサプリメントを薬と全く同じように考えて「飲んでさえいればいい」と思って、毎日の食事の内容に全然気を配らないことです。
サプリメントに頼り過ぎる生活は危険であり、毎日の食生活を気をつけることが第一であって、補助的にのみ活用すべきものなのです。
しかし、いまやすっかり生活必需品になったサプリメントは、栄養価が減少し続けている現代の食材の現状を考えるとやはり無視できないものといえるでしょう。
現代では技術の進歩により食品の多くが冷凍保存されて流通していますし、旬の野菜や果物をその季節にあまり食べなくなっていますから、栄養の偏りが懸念されており、人々がサプリメントをうまくとることが本当に必要とされているのです。
現代人は自然の恵みを100パーセント受け取ることが難しくなってしまっていますから、補助的な意味でサプリメントを上手に利用して、食事でまかないきれない栄養素を補うことが重要なのです。