2010年04月23日
就職活動は学生時代を新卒時といいます
親の保護下の学生時代を過ぎて、そろそろ自立をと思うのならば就職することが先決。就職をして賃金を得、税金を払う、という経済的な自立あってこそ、一人前の大人の第一歩と言えるかもしれません。
何故、アルバイトやパートタイムではなく、職に就くことが大事なのでしょうか。それは、就職が安定した収入と社会的地位も得ることができるからでしょう。
その就職活動は大きく分けると、学生が卒業する新卒時と、卒業後(既卒)とに分かれると言えます。
学生時代に行う新卒向けの就職活動は、大学生であれば3年次に活動を始める人が多いでしょう。4年生の前半にはおおむね内々定くらいまでいって、あとは安心して卒業論文の作成に打ち込めると言うわけです。
今から約20年ほど前に起きたバブル期は、就職活動にも影響を及ぼしました。空前の売り手市場となり、学生の取り合いから、会社説明解禁日に研修と称した旅行に連れ出し、他社への就職活動を妨げる企業もありました。
また、学生時代の長引く就職活動に辟易したり、自分探しをするといった考えで、卒業しても職のない就職浪人となってしまう人も最近では多くなったようです。
また公務員になり就職と言うのはどういう流れなのでしょうか。「安定している」「休みもきちんと取れる」「サービス残業もない」などの理由で、不況のときだけでなく、いつの時代も人気があります。
このように、いつの時代も人気のある公務員ですが、これには国家公務員と地方公務員があります。そしてどちらも公開の競争試験によって任用されます。しかし、そのまま就職、という流れにはならず、その職に対し決まった定員に欠員がでたら補充する流れになっていることが多いそうです。
公務員へ向けての競争試験には、まず第一次の筆記試験が要になります。この筆記試験へ向けた勉強をすることが、就職活動の始まりと言えるでしょう。また、試験が段階を進むたびに、専門分野の知識が必要になる職種もあるようです。
「大人になったら◯◯!」というような、小さい頃の夢のまま、就職できた人はなかなかいないのではないでしょうか。
と言っても、「なりたいものが見つからないから」「人の下に付きたくないし」という理由で、根拠のない自分探しをしたり自分への誇大妄想を持つことで就職することを拒否しているとしたら、これは時間の無駄遣いと自分が持っている未知の力に気づくことが出来ないだけではないでしょうか。
とりあえず何かの発見を期待して、就職してみても良いのでは。そこで改めて夢を追いたいと思った人は、その道への思いが強まったでしょうし、意外に合っているカモ?!と感じた人は、自分の可能性に気づいたのでしょう。そういう視点から、就職について考えても間違いはないと思いますよ。