2010年04月18日
大地震は普段から水対策を立てておくことが必要といえます
地震は常に忘れたころに突然に襲ってくるといえますから、水についての対策を考えて実行することが必要なのです。
残念ながら現代の科学の水準では、「地震がいつどんな規模で起こるか」の正確な予想は困難であり、「水を常備しなければ」という意識を持つのは難しいのが現状です。
よって大多数の人はたいてい、地震が起きてしまってから初めて水がないことに困惑しますが、後の祭りとなってしまいます。
では、いざ地震に遭遇したときに備えて私たちは、どんなふうに水の確保・準備を考えて実行したらいいのでしょうか。
それは、上水道が使えなくなったときのことをきちんと考えて、あらかじめ水をペットボトルで用意しておくのです。
火事や家屋倒壊を免れることと同様に、救助が来るまでの水の確保ができるかどうかが生死を分ける大きなポイントになります。
そして事前にペットボトルで蓄えておくべき水は、かなりたっぷりと、本当に大量に準備することが求められているといえます。
被災者になったときにめいめいが、確実に3日間生き延びられる量の水を準備することが求められているのです。
飲み水としての水の確保は、一人1日3リットル必要なので、4人家族なら4(人)×3(リットル)×3(日)で36リットルがいるという計算になります。
「普段からの準備が必要」ということは周知の事実でありましょうが、大地震などの「災害時の水対策」は実際にはなかなか大変なことです。
水さえ準備すれば、大地震の被害が全くなくなって、すべてが円満解決するというわけではもちろんありません。
しかしながら、水の準備を各家庭で各人が本当にしっかりできるようになれば、震災被害の犠牲となる死者はかなり減るはずなのです。
Posted by 山なしなしよ at 07:22