2010年03月27日
オムツが取れると綿のパンツとシャツに下着がなります
子どもが最初に身に着ける下着と言ったらオムツから始まると言っても良いかもしれません。その後に綿のパンツとシャツになり、女の子はそこにブラジャーがプラスされます。
では、下着に気を配る年代と言ったらいくつくらいなのでしょう? それは、身体に変化が始まる小学校高学年くらいなのかもしれませんね。
ティーンにさしかかるこのくらいの年代の子たちは、アウターファッションにもお金をかけてくるので、下着も例外ではないかもしれません。
「肌着」と言われている下着から、個性のある「ランジェリー」と呼ぶにふさわしくなるこの世代の下着選びはどうしているのでしょう。
オシャレにこだわりを持ち始めるこの年代の子供たちの下着選びの基本は、やはり「デザイン」。アウターも子どもの意見が中心になることが多いのですが、下着もそれで良いのでしょうか。下着選びについて親子で話すという数は、半数にも満たないようです。
特に、ティーンになると着用が増えてくるブラジャーに関しては、慣れないワイヤーに苦痛を感じすジュニアも多いようです。かといって、親が下着選びをするとしても、一番肝心なバストサイズを知らないどころか、試着すらさせない、とう実態が浮かびます。
親が下着を選ぶ場合、デザインを重視する子供と違って、素材や着用感に重きを置きます。これは女の子の下着に対してだけではなく、男の子についても当てはまることが分かっています。特に、身体の大きさに関わらず、汗腺数が大人と同じ子どもは汗をよくかき、どうしても洗濯回数が増えてしまうことから、何度洗っても素材の風合いが変わらないことが求められると言えるでしょう。
動きが活発なジュニア世代の男の子は、大人以上に汗を吸収する機能に優れた下着が求められます。また、やわらかな肌着を身に着けることで、ゴワゴワした下着を着用している時に比べて集中力がアップし、ストレスを感じる数値も少ないという研究結果が。大手下着メーカーによって解明されています。つまり着心地も非常に大切なのですね。
一方、女の子の下着選びはどうでしょうか。ブラジャーに関しては大人同様、身体のサイズに合っていることが重要ですよね。キツいブラジャーはストレスを感じさせ、自律神経に影響が出ます。学校で「生理」に関する教育は行われていても、生理用品より早くお世話になるブラジャーに関しては教育はされません。よって、身近な大人たちのアドバイスがいかに大切か分かりますよね。
最近では肌着の野暮ったい印象を避け、Tシャツを下着代わりに着用するオシャレに敏感な男の子たちも多くなってきました。しかし、肌に汗を残すことなく吸収させるには、この肌着のフィット感はとても大切なことなのです。
また、女の子がブラジャーを買う時に、試着はとても重要なこと。大人のような脂肪がないジュニアのバストはとても敏感。発達途上のバストを締め付けない、刺激が少ない下着選びが大切です。
大人よりも本能に近い、子ども、ジュニア時代は、触感がより敏感。ゴワゴワした刺激を感じる下着ではなく、ストレスフリーなやわらかい下着を選んで欲しいものです。それにより集中力や免疫力の低下を押えることができるのです。特に女の子はさきほどにも記述したように、ぜひともブラジャーの試着をして欲しいところです。ワイヤーあたりや,肩ひもの食い込みをチェックしつつ、肌に優しい下着選びをしていくのがオシャレの第一歩になるでしょう。