2009年02月24日

アウターファッションにもお金をかけてくるので、・・・


子どもの下着はオムツに始まります。それが取れるようになると布の綿のパンツとシャツに変わり、さらに女の子はスリップだけではなく、ブラジャーのデビュー果たします。

では、下着に気を遣い出す年代と言ったらどのくらいでしょう? 大人びた子も多くなった最近では、小学校高学年くらいからと言っても良いのではないでしょうか。

ティーンにさしかかるこの世代は、アウターファッションにもだんだんお金をかけてきます。それは下着も対象かもしれません。

「肌着」と呼ばれた下着から、より「ランジェリー」に近い下着になるこの世代の下着選びはどのようになっているのでしょうか。



この年代の子供たちの下着選びに重視する点を尋ねてみると、多くが「デザイン」と答えています。アウターファッションでも子どもの価値が基準となる昨今、下着選びもそれでいいのでしょうか。しかし、親子で下着選びについて話をしている、と答えた数は半数も満たないということが分かっています。

特に、ティーンになると着用率がグンと上がるブラジャーは、慣れないワイヤーで傷をつくったり、ワイヤーあたりに苦痛を感じることも…。そこで親が下着を選ぶにしても、子どものバストサイズを把握しているかどうか…またブラジャーの試着に必要性を感じてない、という親の視点が浮かび上がります。

親が下着を選ぶときは、子供たちと違い素材や着用感を重視するようです。これは女の子だけではなく、男の子の下着についても当てはまります。特に、汗腺数が大人と同じ子どもは汗をよくかき、当然、洗濯回数も増えることから、素材の風合いが変わらない点も重要だと思います。

動きも激しいジュニア世代の男の子には、特に大人以上に吸汗性に優れた下着が求められます。また、柔らかい肌着を着用することで、ゴワゴワしたかたい下着を着用するよりも集中力がアップ、ストレスも少ないと言う結果が、大手下着メーカーの研究により明らかになりました。着用感はとても大切なのです。



では女の子の下着についてはどうでしょうか。大人同様、ブラジャーはバストサイズが合ってないといけません。キツかったりサイズの合わないブラジャーを着用することは、身体に負担がかかることでストレスの原因になり、自律神経にも影響が出ます。学校で「生理」についての教育は行われても、膨らみ始めるバストに対する下着教育は行われることはありません。ですから、身近な大人たちによる助言はとても大切なことなのです。

最近では野暮ったい印象の肌着を避け、Tシャツを下着代わりに来ている男の子も多くなったようです。しかし、肌着のようなフィット感はある程度必要。たくさんかいた汗を肌に残さないためには、Tシャツではなくフィットした肌着で吸い取る方が良いようですよ。

また、女の子のブラジャーに関しては、大人と同じように試着をすることがとても大切です。ジュニアのバストは大人の女性のように脂肪は多くないため、発育途中のバストを締め付けることがないような下着選びをすることが求められます。

子ども、ジュニアは大人より本能に近いために、触感が敏感です。ゴワゴワした刺激のある下着ではなく、集中力欠如や免疫力低下を招くことのない、できるだけストレスフリーなやわらかな下着を選ぶことが重要です。特に女の子はバストをプロにしっかり計測してもらい、サイズを知って、ブラジャーの試着をして買うことが大事です。ワイヤーや肩ひもの食い込みに苦痛を感じることのないように、着用感のイイ、オシャレな下着選びをしていきましょう!


























Posted by 山なしなしよ at 14:46