2009年02月26日
世の中の男性も女性並みにおしゃれになってきました
ここ数年の間に男性も女性に負けず、随分おしゃれになってきましたよね。スキンケアに気を遣い、一部の男性はエステにだって通う時代です。そうなると、もちろん下着にだって気を遣うようになりますよね。
今まで、メンズ下着と言えば、ブリーフかトランクスの2種類しか思い浮かばない、印象の薄い存在だったと言えるでしょう。もちろん、日本古来の『ふんどし』なんていう個性的なものもありますが…。
それが今やトランクスでも、身体にフィットしたものやアウターのボトムに合わせたローライズタイプもあり、メンズ下着の世界でも女性並みに商品の細分化がされているようです。
有名な下着メーカーは、今ではレディス同様にメンズ下着に力を注いできていると言えます。例えば、国内で言ったらワコールの「DAMS」や「BROS」、グンゼの「BODY WILD」、トリンプは「HOM」などが挙げられます。
これまで隠れていたメンズ下着が表に出るようになったのは、「カルバン・クライン」からと言っても良いでしょう。アウターからちらっと見える「CK」のロゴは、だらしなさを感じずにステキですよね。
そしてそれ以降、若者たちのボトムのウエスト部分から、ファッションの一部としてチラっと下着を見せることも、珍しいことではなくなったようです。そこで気がつくのは、ブリーフよりもアウターライクなトランクス派が多いのかな?ということです。
それでは、メンズ下着の種類には実際どのようなタイプのものがあるのでしょう? 今やレディス同様に、ローライズ、タンガ、ソング、という種類もあり、下着界もジェンダーフリー?! しかし多くの男性が履いているのは、トランクスかブリーフ、そのどちらかと言えそうです。
比較的ゆったりとした作りのこれまでのトランクスは、ボクサーショーツと言われることも増えました。軽くて動きやすいことから、女性や子どもの部屋着的な着用をされることも増えてきました。また、同じような四角の形状でありながら、よりフィットする素材のブリーフ的下着のボクサーパンツ、ボクサーブリーフは、カラーやデザインのバリエーションも豊富。今後、さらに人気が上がると言っても良いでしょう。
一方、股下のない下着、ブリーフ。日本では野暮ったいイメージのためか、イマイチ人気がないようですが、英語圏では着用している男性も多いようです。股上が浅いビキニタイプもあり、野暮ったさはないのですが…。また、ごく少数のマニア向け?!のTバックタイプのソング、タンガ、より露出度の高い下着Gストリングなんていう下着もあるんですよ。
メンズ下着のサイズは、レディスほどきちんとした細かな展開はないようです。しかし、デザインや柄が好みだから、ということだけではなく、男性は自身の健康面と言う視点で下着選びをすることが必要なようです。
では、健康面で選ぶと言うことは、どういうことなのでしょう。それは下着本来の機能と言える「保護」について重きを置くと言うことです。具体的には、男性機能の重要部分「睾丸」を重力のまま放置すると血行が悪くなり、男性ホルモンの分泌を鈍らせ脳の認知能力にも関わるので、それを防ごうと言うことなのです。
そうなると、これまでのアウターのボトムのウエスト部分からチラっと見える(見せる?)ことの多かった、ゆるめ&軽めのトランクスではない方が身体にはいいのかもしれません。そこで、今オシャレな下着として注目されているぴったりしたタイプのものは、意外に良いのかもしれません。このボクサーパンツ、ボクサーブリーフは、オシャレで身体にも優しい、まさに一石二鳥の下着と言えるのではないでしょうか。