2010年03月13日
ダイエットの基本的知識が乏しい方が多いのです
いつの時代であっても大きく注目を集める「ダイエット」ですが、いったいダイエットとはどんなことを言うのでしょう。
実は、やみくもにやせようとして具合の悪くなってしまった方の中には、ダイエットについての知識があまりにも乏しい方が多いです。
単に体重を落とすということではなく、体の余分な脂肪を減らすことで健康になるのが正しいダイエットといえるのです。
人体を構成している「水分」、筋肉・骨といった「固形成分」、「脂肪」は、いずれも身体にとっては大切なものなのですが、この3つのバランスをきちんと整えることがダイエットなのです。
これが崩れてしまうと体に変調をきたし、病気をまねくことになりやすいですから、健康維持のためダイエットをするのです。
脂肪の割合つまり体脂肪率が、運動不足や食べ過ぎが原因で、正常値を大幅に超えてしまう状態が「肥満」で、この場合はダイエットをすることできちんと予防しないと生活習慣病になってしまいます。
逆にいえば、外見はいくらスマートで体重が軽くとも、体脂肪率が高ければそれは肥満であり、ダイエットが必要なのです。
これはいわゆる「かくれ肥満」という状態で、ダイエットは、この異常な体脂肪率をきちんと正常値にまで下げるものです。
正しいダイエットをするときの最大の目標は、体脂肪率が正常な値を大きく越えないようにセーブすることです。
よってまず、食事方法を従来までと全く変えてしまうことが、ダイエットを成功させる「大前提」と言えるのです。
体脂肪を減らした結果として体重が減れば、それが正しい意味で「やせた」ことになるといえ、ダイエット成功といえるのです。
誤解しないでほしいのは、排泄して水分の放出により体重が減っても、それはダイエットとはいえないところなのです。