2009年01月15日
100人友達が以上居たりすると本当にビックリです
「生まれるときも一人、死んで行くときもまた一人」そんな言葉がありますよね。暗い胎内から突然光の中に出て来て、今度は光の中から暗闇に包まれてしまう。
孤独とか理解されてないとか自分で殻を作って閉じこもり、その中で自分だけの世界で楽しんみたりして。世界には60億もの人がいると言うのに、結局私の側には誰も居ないじゃん、って拗ねてる時があったりしたものです。
友達の数で自慢しまう子達を見ては「それって友達なの??顔見知りとかメール一回交わしたくらいで友達ぶってるんじゃないの?」と思ってしまいます。一体、友達って何を基準に友達って呼ぶんでしょ?
友達との人間関係って結構難しいと思うんですけど、私にも「親友」と呼べる程の友達が出来ました。中学時代からの付き合いなのでもう20年以上になります。
それまでもクラスメイトの友達はいたのですけど、クラス替えなどあるとすぐになんか疎遠になってしまうんですよねぇ。やはり一緒にいる時間が短くなってしまうせいかも知れません。
でも不思議なんですけど、その親友と呼べる友達とはクラス替え後も休み時間とかはお互いの教室を行き来し合って交流は途絶えませんでした。そのうちに友達の輪は広がって、私は楽しい学生時代を送る事が出来ました。友達とは進む道が違ったけれど、お互い励ましあって良い刺激になったと思います。
遊んでばかりの学生時代も終わり、私に新しい人間関係を築く時がやって来ました。会社への就職でした。ここでの人間関係はそれこそ年齢や立場を超えてたくさんの事緒を学びました。友達との時間は減ったけれども仕事を通してたくさんの勉強をさせて貰いましたね。
会社での仕事はそれこそ「出会い」の数々でした。電話の向こうとは言え、相手はお客さん。とんでもない注文でも一応は聞いておかないとイケマセン。(勿論受けられないけれど)そんなお客さん相手でも商売を繋げる為に試行錯誤していろいろ提案してそれが通った時は本当に嬉しかったものです。お客さんと言えども人間、話せば分かる、、なんて思いました。
大きなミスで上司に怒られたり、些細なミスで迷惑を掛けてしまったり、自己嫌悪に陥る時もたくさんありましたけど、会社の仲間の「頑張れ!」って言葉だけで「よし、明日こそは!」と単純に頑張れたものです。人から掛けて貰う些細な一言で頑張れるんだと思わずにはいられませんでした。
たくさんの出会いの中で一人でも生きて行けるなんて勘違いしていたのが、この世界は小さな人同士の集まりで皆が支えあって励ましあって助け合い生きているのだと言う事を知る事が出来たように思えます。。これは本当に財産だと思っています。
自分がして貰って有難いなと思った事や、反対にされて不愉快な思いをした事、人間関係を通してしてはイケナイ事、してあげた方が良い事、いろいろ学んだように思います。
人間関係ってとても面倒な時もあります。嫌な人も居ない訳じゃありません。でもそれもきっと自分のプラスへなるのだと思えば面倒でも嫌でも無くなるのかも知れませんよね。そこで自分が何かを学び、またそれを誰かにリレーする事が出来たら素敵だと思います。自分の為にも多少面倒でも人間関係は大事にして行こうと思うのです。