2010年01月30日
インターネットに接続できる人ならば誰でも参加できるので
オークションと言えば高価な美術絵画品や骨董品が専門家や愛好家と呼ばれる人々によって取引されるイメージがあり、庶民にとっては敷居が高く感じられるものでした。
ここに来てオークションが人々の身近なものになったのは、インターネットオークションの出現であり、これによって皆がネットに接続して簡単に参加できるようになりました。
自宅にいながら自分の空いている時間にできることからインターネットオークションは多くの人の参加を可能にし、それがゆえ品数と値段もバラエティーに富んだ興味深いものとなるわけです。
頂いたけれど自分の趣味ではない物など不必要だけれど捨てるにはもったいない場合、オークションに出すことによって欲しい人に購入してもらえる上に収入も入るので一石二鳥です。
また買い手としても、絶版になってしまったものであるとか、市販であまり流通していない希少価値のあるものをオークションで競り落とせることができるメリットがあります。
最近ではインターネットオークションをネットショッピングの一形態として認識し、一つの物を探すのに何件ものお店を回ることをやめてネットで済ませることも多くなりました。
このように便利なインターネットオークションにもいろいろな問題が発生しているのは、一つに実物商品と売り手の顔が見えないというところに理由があります。
誰でも出品できるインターネットオークションは便利ですが、その反面身元が定かでない出品者から落札した商品が代金を払っても届かないという、詐欺被害を多く招いています。
ネット上の売買ですから、個人情報の開示はやむを得ないインターネットオークションですが、掴んだ情報を悪用するケースは取り締まりも難しいのが実情です。
ネット上でのやり取りで全てを済ませると言うことにはリスクがあることを覚えておき、気軽に利用できるインターネットオークションも慎重に参加したいものです。
インターネットオークションで出品者の情報を調べることによって、犯罪に巻き込まれないよう自分の身は自分で守る姿勢を忘れてはいけません。
物の再活用、皆が参加できる公共性など大変便利なインターネットオークションなので、犯罪を減らし安心して使用できるよう発展させたいものです。