2010年01月28日
何をクリックしたか等がスパイウェアによって送られるのです
知らないうちにパソコンにインストールされるプログラムには、スパイ活動をする「スパイウェア」が含まれていたりします。
パソコンを十分な知識や防衛策を持たないユーザーが使っている場合にねらわれやすく、近年急速に、非常に広くスパイウェアは蔓延しています。
パソコン内に存在する情報やパソコンに対する操作の情報を、許可無しに第三者に送信するというのが、スパイウェアで問題となる「スパイ活動」です。
メールアドレス、本名、住所、さらには電話番号等の個人情報が、スパイウェアによって具体的に送られる情報の例といえるでしょう。
クレジットカード番号、ID、パスワード等ウェブ上で使用する秘密情報もスパイウェアによって送られることがあるものといえます。
「スパイウェア」による送信の危険というのは、さらにパソコン使用履歴の「入力内容」や、プラウザ使用履歴で「見たサイト」「クリック内容」といったことにまで広く及びます。
少し話は変わりますが、スパイウェアで受ける被害の大きさは本当にさまざまであって、送信される情報の内容や送信先、送られた情報の利用法により、さらにその性質により異なります。
「トロイ」とアンチウイルスベンダーなどによって命名されたような本当に悪質なスパイウェアは、もちろん駆除の対象です。
その被害を防ごうとすれば、ソフトウェアの更新やそれに対抗するソフトを使えば、既知のスパイウェアの多くに対しては大丈夫です。
ソフトウェアを定期的に更新すれば、ソフトウェアの欠陥を利用して入り込むスパイウェアは、その欠陥を補修するソフトウェアのアップデートを導入することでその侵入を防ぐことができます。
もし仮に不十分なアップデートだけしか提供されない場合であったとしても、まったく心配することはなく、いざというときは「アンチスパイウェア」というスパイウェア検索・駆除専門ソフトウェアを使うという手もあります。
すでにインストールが済んだスパイウェアも駆除してくれ、いつもシステムを監視してスパイウェアのインストールを未然に防ぐ優れもののソフトですが、それはスパイウェアをいつも監視していて新種のスパイウェア対策を常に考えている業者の考案ソフトだからこその高性能といえるでしょう。