2010年01月11日

人間の身体の約6割は、よく知られていると思います


人間の身体の約6割が水で出来ている話は、よく知られていると思います。そして水は人間だけでなく、生物全体にとっても重要な役割を果たしています。

その水ですが、ほんの数十年前まではペットボトルで買うことなど特別なことで、まして日常で飲む水を買うなんて考えもしませんでしたよね。

今となっては「◯◯の天然水」「××の水」などのペットボトル入りの水を買うのは、珍しいことではなくなりました。

身体の半分以上が水の人間にとって、一日に必要な水の量はどのくらいになるのでしょうか。排出する水分量を調べる必要がありますね。



一日で排出される水分量を、じっとしている成人男性で考えると、約2300ミリリットルと言われます。もちろん、暑い時や身体を動かしたりしたら、その量は変化することでしょう。

そして必要な水分量は、というと、純粋な液体の飲料水で1200ミリリットルと言われています。これは固体の食べ物に含まれる水分と、体内で栄養分が分解されることによって排出される水分を除いた量です。

また、新生児の水分割合は80%と大人以上に高いことが知られています。これから成長するための必要な生理活動のため、抵抗力は落ちるのですが、成長することが第一目的なので水の割合が高いのでしょう。

では、脱水症状とはどのくらいの水分不足なのでしょうか。たった1%の水分不足でも、激しい渇きを覚えます。もし、一日水分を摂取しなかったら、2.5%の水分が失われるようです。



水分量の高い子どもで5%、子どもより水分比率の低い大人ならば2〜4%の水不足で脱水症状が現れます。このたった数%だけで、人間が生きていく上で必要な機能が麻痺するのです。

人間の体液の構造は、海水と酷似しています。しかし、だからといって海水を飲み水には出来ませんし、一方、海水のような塩分がなく味気のない不味い雨水を飲むわけにもいきません。

無味無臭と思われる水であっても、天然ミネラル水のなかには鉱物類の他に、信じられませんが微生物などの不純物が入っており、味がついています。

もし、普段の生活でペットボトル飲料水を買っているのであれば、一度水の表示を見てください。中にはミネラルウォーターだと思っていたら「ナチュラルウォーター」「ボトルドウォーター」だったこともあるかもしれません。日常的にミネラル分を摂りたい人は、是非表示を確かめて買ってくださいね。
















Posted by 山なしなしよ at 13:58