2009年11月18日
地下水以外を使っていれば、ミネラルウォーターではないのです
ミネラルウォーターは、ミネラルの含有量が多い水だから、ミネラルウォーターという名前がついたんだって、信じていませんか?
ミネラルウォーターは、ミネラルを豊富に含んでいる水だから、ミネラルウォーターと名づけられたのではないのです。
ミネラルウォーターは、ボトル入りの水の中で、地下水を原水として使用しているもののことを言います。
だから、ボトル入りの水がすべて、ミネラルウォーターというわけではありません。
ミネラルウォーターが世に知られるようになったのは、、欧米の水のまず地域に住む人たちが、水のおいしい地域の地下水をボトルに入れて持ってきたのがきっかけで、ミネラルウォーターは偶然の産物なのです。
今、ミネラルウォーターが多くの人に飲まれるようになると、どの地域の地下水を利用したミネラルウォーターかで、人々はミネラルウォーターを選ぶようになりました。
世界でも日本でも、愛飲されているミネラルウォーターですが、ミネラルウォーターの中に含まれているミネラルについて、このミネラルが含まれていなければならない、などのきまりはありません。
だから、どの地域の原水を使ったかにより、ミネラルウォーターに含まれているミネラルの種類、量は違いますし、ミネラルウォーターの味も違ってきます。
ただ、ミネラルウォーターだけを飲んでいれば、人間の身体に必要なミネラルを全て取ることができると思ったら、それは間違いです。
それゆえ、ミネラルを取りたいから、ミネラルウォーターを飲むというのは、ちょっと間違っています。
水道水が塩素臭かったり、錆びの味がすると、水道水を飲むのは、ちょっと嫌、という人も多いと思います。
そんな人は、普段の飲み水に、ミネラルウォーターを利用してみて下さいね。