2009年09月15日

子宮筋腫の症状について

ほとんどの女性が「生理痛(月経痛)」を経験していると思います。

痛みのために家事ができない、仕事に行けないなどの日常生活に支障が出るほどの生理痛は、「月経困難症」と呼ばれています。

月経困難症に分類される「器質性月経困難症」の原因の1つに「子宮筋腫」という病気があります。



子宮筋腫とは子宮にできる腫瘍のことで、原因ははっきりとわかってはいません。

女性の5人に1人が持っていると言われているとてもポピュラーな病気です。

腫瘍の大きさは大豆くらいのものからにぎりこぶし大のものまで、数は1個から10個以上と人それぞれです。

腫瘍が小さいうちは、ほとんど自覚症状のない場合が多いようです。

日常生活に影響がなく、生涯子宮筋腫に気づかない人もいるそうです。

一般的な症状には、過多月経や、不正出血、貧血、動悸、息切れ、ひどい生理痛、下腹部の痛み、頻尿、便秘などがあります。

子宮筋腫の主な症状は次のとおりです。



・生理時の出血量が多く、ナプキン1枚では足りないほどである。

・生理時に、レバーのようなかたまりが出ることがある。

・生理時に、下腹部の張りや痛み、腰痛、下痢、便秘などがある。

・少量の不正出血が生理以外の時にある。

・水っぽい薄黄色のおりものが出る。

・頻尿や失禁症が若いうちからある。



子宮筋腫は、子宮内膜症と同様に不妊の原因につながる場合があります。

症状に心当たりのある人は、早めに病院での診察を受けることをお勧めします。





Posted by 山なしなしよ at 18:03