2009年11月03日
マンションを買う人の気が知れないと思っていました
マンションを買おうなんていう気は、全くと言っていいほどなかったんです。
マンションの耐震偽造事件が起こってからは、ますますマンションを買おうという気が失せましたし。
それに、庭付きの一戸建てにどうしても住みたかったんですよね。でもマンションでは庭を持つことができません。
イングリッシュガーデンに憧れていましたし、友達を呼んで庭でバーベキューをしたら楽しいなと、ずっと思っていました。
それゆえ住宅展示場には何度も足を運んだのに、マンションのモデルルームへは行く気にもなれなかったのです。
しかし土地を買って家を建てるのは、お金がとてもかかります。市街地の土地なんて買うことができるはずがありません。となると、買えるのは街から外れた交通の便が悪い土地なのです。
マンションは比較的交通の便の良い所に建っているし、自分たちの予算で買える値段なのだけど・・・
しかし辺鄙だといっても周りはどんどん家が建っている住宅地。住民が増えればバス停だってできるかもしれないと安易に考え、一戸建ての夢を捨ててまでマンションを買う気にはなれないだろうと思っていたのです。
でも子供が小さいうちはいいけれど、高校生になって電車やバスに乗って通学するようになると、交通の便の良いマンションに住んだ方がいいかもと言われたのです。
それまでは新聞の折込広告を見てもマンションには無関心だったのですが、試しに一度だけ行ってみようということになり、マンションのモデルルームを見学することにしました。その結果、使い勝手の良さそうなキッチンやその他の設備に魅せられてしまったのです。
それにマンションの外観って、すごく豪華なんですよね。庭でガーデニングをするのを夢見ていましたが、辺鄙で周りに田畑が広がる所に住むくらいなら、庭がなくてもマンションでリッチな気分になって生活する方がいいのではと思うようになったのです。
その後、広告で見かけたマンションのモデルルームを片っ端から訪問して、これならと思うマンションを購入しました。想像していたよりもずっと楽しくマンション生活を送っています。