2009年10月27日
ネットオークションはラスト10分辺りから急激に熱くなります
最近、ネットオークションに嵌っている人が増えています。買い手はもちろんのこと売り手も同じくらい多いです。欲しかった物が上手くいけば格安で買える!不要な物が売れる!ということで大人気です。
日本国内では現在、いくつかのネットオークションがあります。その中でも最大手は文句なしでYahoo!オークションでしょう。ヤフオクという呼び名で親しまれ、常に1千万件以上の商品数を誇ります。
Yahoo!オークション以外には、楽天やビッダーズなどがネットオークションとしては有名です。ヤフオクは手数料を導入しても、手数料を値上げしても利用者は増える一方で王者の貫禄といったところです。
たとえ手数料がかかってもYahoo!オークションが選ばれるわけは?数多くの人が集まるということは、落札率も高くなりますし、競争率が高くなるので落札価格も上昇します。手数料分を差し引いてもプラスになるということですね。
商品を落札する側から見ても、魅力的なオークションの条件は同じです。人が多く集まれば、出品数も増え、競争率が低下し、安く手に入る可能性がある。もうすでに生産してない物やレアな商品も簡単に見つかりますからね。
オークションを利用したことがない人は「何か矛盾してない?」って疑問に思ったはずです。売り手にとって「もう使わないから捨てる前にオークションに出してみよう」と思い、買い手にとっては「探し求めていたレア商品があった!」ということになり・・。この場合、矛盾が成立しますよね。
魅力的なことばかり紹介しましたが、リスクもしっかりあるんですよ!一番悪質なのがネットオークション詐欺です。落札後にお金を支払ったのに商品が届かない・・不安になって出品者に連絡をとろうとしても連絡がとれない・・。気づいた頃には時すでに遅し・・。
「商品を自分の目で確かめることができない」ということもネットオークションのリスクですね。服や靴だと試着できないし、素人さんが撮影した画像だけでは100%伝わりませんからね。「サイズが合わなかった!」「思ってた色と違った!」「生地が硬かった!」など、ガッカリする人も多いようです。
ネットオークションは終了10分前くらいから大きく動きます。競争心を煽られて熱くなる人、欲しい物を絶対に我慢できない人は要注意です。落札後、冷静になってから、とんでもない金額を見て、落ち込むことになるかもしれません。
誰だって都心へ出かけてゆっくりと買物したいです。でも、できない人もいますよね?交通の便が非常に悪かったり、赤ちゃんが生まれたばかりとか、近所にリサイクルショップがないとか・・。自由気ままに買物ができない人たちにとって、ネットオークションは多少のリスクがあっても止められないサービスと言えます。
ネットオークションでもし思っていた商品と若干違う物を買ってしまったとしても、自分で納得して落札したのですからノークレーム・ノーリターンを心がけることが最低限のエチケットだと思います。
ネットオークションで自分をトラブルから守るためには、相手の「評価欄」「自己紹介欄」をチェックすることが大事です。心配な人は最初から「評価が悪い方は取引を御遠慮下さい」と書いておくといいでしょうね。