2009年09月28日
下見ではたくさんのことをチェックすべきですから
「アパートで一人暮らしをしよう」と考えたとき、まずすべきなのは部屋探しです。
これからアパートを借りる場合に、はじめに必ず決めるべきことは、「収入に見合った家賃額はいくらか」という点です。
アパート入居後に「こんなはずじゃなかったのに」と後悔することにならないように、家賃をきちんと決めるべきなのです。
普通は、管理費や駐車場代などを含めて、アパートの家賃の目安は、収入の1ヶ月分の3分の1までです。
少しでも良いアパートに住みたいのはわかりますが、この金額を超えない家賃の部屋を選ぶようにしましょう。
どれだけ良いアパートに住んでも、家賃の支払いで精一杯で、余裕のない生活では意味がありません。
さてアパートの家賃が6万円だという場合には、6万円を払えば直ぐに入居できるわけではなく、契約時には、敷金、不動産業者への仲介手数料はもちろん、火災保険料、鍵の交換費用、入居月の家賃1ヶ月分などが必要となります。
アパート入居者から家主に賃貸契約時に預けるお金で退去時に返金されるのが敷金ですが、入居者が家賃を滞納したときや未払い金、延滞損害金、借主の不注意による住宅の汚れや破損などの修繕費を差し引いて退去時に返金されます。
また、アパート入居月の家賃すなわち「前家賃」を支払うことが必要になり、もし月途中から入居するのなら、日割り計算で必要な日数分支払います。
賃借アパート選びのポイントは、しっかり下見をしてから最終的に決定するということです。
下見ではたくさんのことをチェックすべきですから、アパートを借りるという決断はとにかく慎重にしましょう。
そのアパートを借りるかどうかの判断は慎重にすべきであって「下見までしたのに断るのは申し訳ない」などとは考えず、夜にもう一度、業者なしで下見をするとか、じっくり周辺環境をチェックすべきです。