2009年09月18日
生き物が生きているためには、・・・
人は生きている間、食べていかなくてはいけませんが、昨今の食品業界では、国内の製造日偽装や、輸入食材の残留農薬や中毒問題で、大きく揺れています。
そうはいっても生きている以上、食品と関わって生きていかなくてはなりませんし、発生した問題も、解決していかなくてはいけません。
迅速な流通が発達した現代社会において、生鮮食品が旬の時期でなくても、ちょっと高いお金を払えば口にすることができるようになりました。
しかし、生鮮食品はその品質の劣化が早い上、生産量も天候や気候に大きく左右されてしまうので、そればかりに重きを置いた食生活は難しいでしょう。
そこで昔から人々は、生鮮食品だけでなく、冷凍食品なども含めた加工食品を利用するようになりました。
素の食材に人工的に手を加えた食品である加工食品には、食塩、砂糖などの調味料も含まれています。
また、加工する方法として微生物が大きく関わってできている食品のことを、発酵食品として区別しています。納豆、味噌、パン生地もそうですし、漬け物も発酵食品です。
広い意味で、発酵食品は腐っていることと同じ食品ですから、それなりに刺激臭はあるものが多いです。例えば、「くさや」などは悪臭と感じる人も多いように、発酵食品は好き嫌いが大きいでしょう。
その他に、加工食品の中でも食生活によく出てくるものが冷凍食品でしょう。しかし、このように冷凍食品に頼ってばかりいることで、いざ中国で起きたような命に関わるような問題が起きた時に、芋づる式にさまざまな問題が露呈されます。
生鮮食品と異なる加工食品は、消費期限が長いものが多いのですが、その中でもあまり日持ちせず、保存の際に生鮮食品のように冷蔵が必要な食品を日配食品(デイリー食品)と呼んでいます。
消費期限も長く、冷凍食品やレトルトなどで利用しない人はいないと言ってもいい加工食品ですが、加工している、と言うことは、何かしらのモノが加工の際に添加されていることを知っておかなくてはなりません。
加工食品に含まれる添加物が、自分たちの身体にプラスに働くのかどうか、ということも考えたり、それらが本当に私たちの食生活に必要なモノなのかどうかも、ちょっと振り返ってみても新しい発見があるかもしれませんね。