2009年08月02日
ミネラルウォーターと聞くとミネラルが満載で大変健康によい?
ミネラルウォーターが多くの家庭で消費されるに従い、スーパーやコンビニエンスストアで、今やミネラルウォーターは定番商品です。
なぜ各清涼飲料水会社が、これほどまでにミネラルウォーターの製造販売に真剣に取り組むかと言えば、それは健康によいおいしい水を飲みたいという消費者の要望があるからです。
小型ペットボトルに入ったミネラルウォーターを携帯するのは、若者のみならず、スポーツや山登りに汗を流す中高年の方の間でも、大変流行っています。
おいしい水が飲みたいと、ミネラルウォーターを希望する声が始めに上がったのは、硬度が高く味の悪い水が上水道を流れる欧州からでした。
飲料水として使用されるこの水は、ミネラルウォーターよりも、多くのカルシウムやマグネシウムを含んでおり、これらが電気ポットの内側に付着することはしばしばです。
ミネラルウォーターは、水道水の臭いや水質を問題視する日本の家庭でも、最近では飲料水として多く購入されてきています。
多くのミネラルを含んでいるボトル水と思われているミネラルウォーターですが、実際他の水よりも多くのミネラルを含んでいるのでしょうか。
残念なことに、ミネラルウォーターは地下水を原水とするというというだけで、特にミネラル成分に関する品質規定はありません。
そうであっても、ミネラルウォーターと聞けば小川をさらさら流れる美しい水をイメージし、水道の蛇口から出る水とは比べ物にならないくらい評判です。
いずれにせよ、ミネラルウォーターというだけで飲みたくなるほどの魅力を持つ水のおかげで、一日に人間が必要な量を難なく摂取できるようになったのではないでしょうか。
魅力を感じない水道水を人間が一日に必要な摂取量1200mlとるよりも、名水イメージのミネラルウォーターを摂取するほうが簡単というものです。
水も食事と同じように、無理やり飲んではいけません。ミネラルウォーターでおいしくいただいてこそ、健康によい影響を及ぼすというものでしょう。