2009年07月09日

生活習慣の見直しが抜け毛対策には一番ではないでしょうか・・


毎日洗髪をしているときに、指に絡み付く抜け毛が気になることがないでしょうか?

人間は老化が進むことで、当然抜け毛も増えます。育毛、発毛、養毛、またはかつらなどの頭髪業界も、最近では女性をターゲット狙った商品が目につくようになりました。

できれば抜け毛を気にして齢はとりたくないものですが、それでは、何が原因で抜け毛が起きるのでしょうか? 老化と言う避けられないものから、病的な問題まで理由はあるようです。

抜け毛には男性ホルモンが大きく作用していることはよく知られていますね。男性ホルモンは髭や胸毛などを生やす代わりに、頭髪部分の髪の成長を抑制する働きがあるようです。



また、生活習慣である喫煙、飲酒、食生活などが抜け毛に大きく影響していることが知られています。夜間に成長する髪の毛は、夜活動することで本来髪に行くべき血流が他に流れてしまう結果になり、抜け毛・薄毛に繋がると言われています。

その他にも、健康な髪でいたいがために高級シャンプーを選んでいる人も多いと思います。しかし、それらのシャンプーの主成分「界面活性剤」が、頭皮に残留し細胞内に入り込んだ時、抜け毛を引き起こしてしまいます。

また、その他の抜け毛の症状では、妊娠によるホルモンバランスが崩れることによって起こることがあります。しかし、これはあくまでも一過性のもの。長期間ではないので、心配することはないようですよ。

また男性には少ない、女性特有の抜け毛の症状…無意識に毛を引き抜いているトリコチロマニアや、ポニーテールなど髪型をしっかり整える際に抜けがちになる牽引性脱毛症などもあり、女性の社会進出に伴うストレスとも関係していると思われます。



また、頭頂部から徐々に薄くなっていく抜け毛も目立ってきました。この抜け方は、生え際から毛が後退する男性には見られない、女性特有のものです。

では、できるだけ抜け毛をしないようにするにはどうしたらいいでしょうか。いくつかの効果のありそうな方法を挙げてみましょう。まずは何にも言えることですが、夜はきちんと寝ると言うことです。毛母細胞は夜の10時〜2時に増えることが分かっています。この時間をしっかり寝て過ごしたいですよね。

また、洗髪の際にも気をつけることが多いのです。頭皮が固くなると抜け毛が増えます。そこでシャンプーの際にはマッサージをし、自ら動くことない頭皮を動かして柔らかさを保つことと、シャンプーをしっかりすすいで、界面活性剤を残さないようにすることが大切です。

抜け毛が気になるとすぐに育毛剤や養毛剤に走りやすいほど、商品がたくさん出回っていますが、やはりなにより生活習慣の改善こそが抜け毛改善の方法でしょう。飲酒、喫煙、食生活を見直し、栄養バランスを考え海藻類を摂取したり、野菜を摂ることで体内の酸化を防ぐなど、抜け毛の予防は生活からしていきたいものです。
















Posted by 山なしなしよ at 20:22