2011年11月08日
翻訳された本で私は十分
翻訳本は、外国語がわからない人でも、すでに日本語に翻訳されているので、気軽に外国の本を読むのに役に立ちますが、時には、翻訳されている本ではなく、原書を読んでみたいと思ったことはありませんか?
翻訳された本ではなく、翻訳されていない、海外で発行されているのと同じ本を読んでみたいと思うけれども、外国語を翻訳するのは無理と諦める人は多いと思います。
自分で翻訳をするなんて、とんでもない、翻訳された本で私は十分という人もいるでしょうが、翻訳本は、翻訳される時に、翻訳者が感情移入することがあり、原作と趣が変わってしまう場合があります。
一度、原書を自分で翻訳して読んでみれば、作者の言わんとしていることが、わかると思います。
翻訳の経験のない人が、分厚い本を、いきなり翻訳するのは無謀ですので、最初に簡単な本の翻訳を試してみましょう。
最初は、知っている単語ばかり出てくる、子供用の絵本の翻訳をするのがいいと思います。
字ばかり出てくるより、絵も出てきた方が、翻訳するのも楽しいですよね。
翻訳を終えた後で、自分の翻訳が正しいかどうか確認するために、もし、その翻訳本が出版されているなら、是非、自分の翻訳とその本を比べてみて下さい。
絵本の翻訳だけでは飽き足りなくなったら、次は、小学生くらいの年代向けの本を翻訳してみましょう。
簡単な本の翻訳が楽にできるようになったら、次は難しい本の翻訳へとレベルアップすることで、翻訳の腕前もどんどん上がるでしょう。
外国語を日本語に翻訳しただけでは、翻訳は完璧ではありません。翻訳をするのと同時に、きれいな日本語の表現方法も勉強してみて下さい。
慣れてしまいさえすれば、楽に翻訳ができるようになります。原書の持つオリジナリティを楽しむため、翻訳に挑戦して下さいね。