2011年10月22日
ペットボトルの水は、想像以上に大量に必要なことを知りましょう
大地震がいつ起こってもいいように、私たちは普段から、水対策をきちんと考えておかなければならないといえます。
残念ながら現代の科学水準では、地震の時期と規模とを正確に予想することはまだきわめて難しいので、水を常備しようという意識もなかなか湧かないかもしれません。
ですから多くの人はたいていは、地震が起きてから初めて慌てふためいてしまい、水がないことに困惑してしまいます。
では、地震発生時に備えての対策として私たちは、どんなかたちで水を確保しかつ準備しておくべきなのでしょうか。
まず、地震で上水道が止まってしまっても安心なように、ペットボトルでしっかり水を取っておくことが必要です。
火事・家屋倒壊を防止することと同様に、救助までの必要な水の確保をしているかどうかというのも、大きく人の生死を分けます。
ところで、ここであらかじめ準備することが求められるペットボトルの水というのは、想像以上に、本当に大量に必要といえます。
なぜなら、被災してからでも、3日間生き延びることができる量の水を準備しておかなければならないからです。
水は一人1日3リットルなければならないといわれているので、4人家族なら4(人)×3(リットル)×3(日)で36リットルという大量の飲用水が必要となります。
「普段から準備しておかなければいけない」ということはみなさんご存知でしょうが、地震に備えての水対策については現実にはきわめて大変です。
そして、水を準備していたとしても、それで大地震の被害が全く「ゼロ」になるというようなわけではないです。
ただ、水の蓄えを各人が普通に意識するようになれば、震災による被害による犠牲者はかなり縮小させることができるはずなのです。
Posted by 山なしなしよ at 06:42