2009年04月19日
便秘とアレルギーの関係
便秘とアレルギーには、全く関係がなさそうに思えますが実はとても深い関係があるといわれています。
それは、便秘になるとアレルギー物質の排出が上手くいかないことやお腹の中の善玉菌が減少して、悪玉菌が増殖してしまうことに原因があるようです。
排便のリズムが正常に働いていればアレルギーの原因となる物質は体外に排出されることになりますが、便秘になると体の中に溜め込むことになります。
また、腸内に長い間便が溜まった状態になると、お腹の中の細菌のバランスが崩れて腸内環境が乱れてしまいます。
便秘によって腸内環境が乱れると、体にとって有害な物質がたくさん作られるようになります。
そして、腸内で作られた有害物質は腸壁から吸収されて、血液に混ざって全身に運ばれてしまいます。
体にとって有害なものが全身に回ってしまうことで自律神経に乱れが出て、アレルギーの症状が出てしまうようです。
腸内環境の乱れから起こっているアレルギーは、便秘を解消して、善玉菌を増やすような食生活を心がけることで症状が改善されることもあるでしょう。
例えば、花粉症などのアレルギーにヨーグルトを食べるとよいというのは、腸内環境の乱れを治すことが症状の改善に効果が期待できると考えられるからです。
Posted by 山なしなしよ at 14:27