2009年04月02日
バナナは便秘に効く
便秘の解消にはバナナがいいとよく言われています。
便秘にバナナがいいと知ってはいても、ではなぜ、便秘の解消にバナナが効くのでしょうか?
食事の量の不足、水分不足、運動不足、食物繊維不足、腸の働きの問題があるなど、便秘の原因はいろいろとあります。
その、いろいろとある便秘の原因の中の、食物繊維の不足をバナナは解消してくれます。
バナナには便秘の解消に有効な、ペクチンとセルロースという2種類の食物繊維があります。
ペクチンは水溶性の食物繊維で、便に水分を持たせてスムーズに排便をさせる働きを持っています。
もう一方のセルロースという食物繊維は、水に溶けず便のかさ(量)を増やしてくれる働きがあります。
セルロースが便の量を増やしてくれることで、腸壁に適度な刺激を与えることができ、便意を催してくれます。
また、同じバナナでも熟しきっていない青いバナナの方が便秘の解消効果が高いと言われています。
それは、熟しきっていないバナナのオリゴ糖が胃や小腸で消化されずに大腸まで届きやすいからです。
熟しきっていないバナナのオリゴ糖が、乳酸菌などの善玉菌の栄養となるため腸内環境が整い、より高い便秘解消効果が得られます。
便秘の解消を期待するなら、まだ熟しきっていない青いバナナを摂るようにしましょう。
Posted by 山なしなしよ at 18:21