2011年08月17日
そもそもダイエットとは、どういうことをいうのでしょうか
いつの時代であっても大きく注目を集める「ダイエット」ですが、いったいダイエットとはどんなことを言うのでしょう。
実をいうと、素人判断でやせようとして健康を害したりする方の中に、こうしたダイエットについての基本的な知識がない方が多いのです。
単に体重を落とすことではなく「体の余分な脂肪を減らすこと」で健康体になっていくことが正しいダイエットなのです。
人間の体は「水分」、筋肉や骨などの「固形成分」、そして「脂肪」の3つで作られており、どれも体にとってはなくてはならない大切なものですが、このバランスを正しく整えるのがダイエットです。
これがひどく崩れてしまうと体にとても悪く病気になりやすくなりますから、健康のためにダイエットをするのです。
脂肪の割合つまり体脂肪率が、運動不足や食べ過ぎが原因で、正常値を大幅に超えてしまう状態が「肥満」で、この場合はダイエットをすることできちんと予防しないと生活習慣病になってしまいます。
ところで、見た目がいくらやせていたとしても、また体重が少なかったとしても、体脂肪率が高ければ「肥満」であり、ダイエットをする必要があると考えられます。
これこそが「かくれ肥満」という状態であり、ダイエットは、この多すぎる体脂肪を正常な値にもどして維持します。
正常な体脂肪率をひどくオーバーしないようにきちんとセーブしていくことが、ダイエットの最大の目的なのです。
したがってまず第一に、食事の方法を今までとガラリと変えてしまわないとダイエットはなかなか成功しないのです。
異常に高い体脂肪率を減らして、その結果として体重が減少すれば、それこそが真の意味での「ダイエット成功」と言えるのです。
間違ってはいけないのは、排泄して水分が放出されたことで体重が減少しても、それはダイエットとはいえないということなのです。