2011年08月04日
派遣社員は自らのスキルやキャリアを深めたり積み上げていくこと
ここ数年、「派遣(派遣社員)」という働き方を選択する人が増えてきています。それでは、この派遣(派遣社員)という働き方と正社員との違いについて少し考えてみましょう。
業務命令などは派遣先の企業から受けるわけですが、雇用契約はあくまでも派遣会社と結んでいるわけですから、給与、保険類の適用などは全て派遣会社の条件によります。
派遣(派遣社員)の中には、何社かの派遣会社と重複して契約している人も珍しくありません。そうすることで、それだけ派遣先の選択肢も増えますし、何社かに席を置くことで、条件や待遇の比較検討もしやすいので、最終的に自分に合った会社を的確に選ぶことが可能になりますね。
職場における人間関係というのは非常に煩わしいものですが、もし派遣という形態を選べば、この煩わしさをさほど感じずに割り切ることができます。これもある意味メリットのひとつですね。
ほかにも派遣ならではのメリットとして、自分の得意分野やスキルを活かせる派遣先を選んで働けるということがあります。せっかく取得した資格や昔とった杵柄を眠らせたままにしないために派遣で働くと言うのも賢い選択だと思います。
また、短期的に色々な職種に就業する派遣のスタイルを選ぶことで、広い知識やスキルを習得することができるというのも派遣のメリットではないでしょうか。
何にでもプラスとマイナス、表と裏があるように、「派遣」という働き方にもメリットだけではなくデメリットもあります。では、そのデメリットとはどのようなものでしょうか。
「収入や就業が不安定」というのが最も大きな派遣(派遣社員)のデメリットではないでしょうか。ですから、やりがいや安定感を強く求める人には、「派遣」という働き方はおすすめできません。
正社員より低い立場として見られたり、信用度が低かったりするということも一般的に否めない事実です。やっている仕事は正社員と遜色ないほどの人にとっては、これは大きなデメリットに感じれらると思います。 *************************************************
派遣(派遣社員)が正社員に比べて低く評価されているのは否めない現実です。だからこそ、その認識を覆すような働きぶりを示して、自らをステップアップする派遣(派遣社員)であることはとても意義があります。
自分の専門性を存分に発揮したり、持っているスキルをさらに向上させたりするには、「自分のやりたい仕事を自分で選択できる」派遣のメリットを利用するのが賢い方法ではないでしょうか。
派遣(派遣社員)であることを自ら選ぶ場合、「どうせ派遣だから」と自らを卑下したり、それなりの適当な仕事をしているようでは、いつまでたっても世間の評価は変わりません。派遣のメリットをうまく活用して、さらなる飛躍をめざしましょう。
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