2011年07月31日

営業職員を通じて医療保険に加入するときには、・・・


ふつう医療保険からは入院給付金・手術給付金・通院給付金・少額の死亡保険金などが給付されますが、詳細については商品ごとにそれぞれ違っています。

ずいぶん少なく死亡保険の金額が決まっていたり、ついていない場合さえもあるのは、医療保険の本来の目的が医療保障だからなのです。

こうした点は、保険会社ごとに医療保険の保障内容に大きな違いがあり、保険料の額もかなり差があります。

それぞれ各社がいろいろと特約を付けて医療保険をパッケージ化していて、ペットネーム付きで販売しているものもあります。



もし営業職員を通じて医療保険に加入するというときは、たいてい、その人の要求を聞いてそれに合わせて設計してもらえます。

各社さまざまに、通院特約や成人病特約・三大疾病特約・がん特約・女性疾病入院特約・高度先進医療特約・介護特約など、医療保険につけられる特約を準備しています。

さて、「掛け捨ては嫌だ」という人は、医療保険でも生存給付金のあるタイプを選ぶことが多いです。

しかし、積み立てそれ自体にかなりコストが掛かるのは医療保険でも同じです。



よって、電卓を叩いて確認しないと、実際にその医療保険がおトクなのかどうかは分かりません。

高い保険料という感じがある終身型の医療保険ですが、解約によって返ってくるお金のことまで考慮すると、ある時点から「終身型」は「定期型」よりも有利になることになると思われるのです。

すなわち医療保険の払込保険料総額も、保険を高齢でも継続するのなら、終身型より定期型の方が最終的には多くなる計算なのです。

しかし、「老後の医療保障は貯蓄で備え、保障は不要」という考えに基づけば、若い頃は定期型にしてできるだけコストを抑え、老後の医療保障用の貯蓄をしておくことも1つの医療保険についての方法論なのです。
















Posted by 山なしなしよ at 06:41