2011年05月30日

日本古来のふんどしなども、最近一時、話題になりましたが…


わずか数年の間に、男性も格段にオシャレになってきました。スキンケアは今や女性並みになり、キワもの扱いだったメンズエステだって市民権を得ています。そして、下着の世界でも、男性をターゲットにしたオシャレなものが増えています。

今まで、メンズ下着と言えば、ブリーフかトランクスの2種類しか思い浮かばない、印象の薄い存在だったと言えるでしょう。もちろん、日本古来の『ふんどし』なんていう個性的なものもありますが…。

それが今やトランクスタイプでも、ボディにフィットしたものやアウターに合わせたローライズ型も出てきて、メンズ下着の世界でも女性並みの型の細分化がなされてきているようです。

大手下着メーカーでも、レディスのみならずメンズ下着を幅広く展開する流れになっています。日本の大手で言ったらワコールは「DAMS」「BROS」、グンゼは「BODY WILD」、トリンプは「HOM」など、メンズ下着ブランドはこれまでになく大きく育ってきたと言えます。



アウターに隠されたメンズ下着が、脚光を浴びたきっかけは「カルバン・クライン」からと言っても過言ではないでしょう。ウエストからチラリと見える「CK」のロゴに、大人の色気を感じますよね。

そしてそれ以降、若者たちもボトムのウエスト部分から、ちらっと下着を見せることが珍しくなくなりましたよね。そして、そこで気がつくのは、3角ブリーフよりもトランクスが押し気味なのかも?ということです。

では、メンズ下着の種類はトランクス、ブリーフだけなのでしょうか? どうやら、ローライズ、タンガ、ソング、という種類もあるようで、今やレディスと同じくらい種類はあるようです。しかし、一般的に男性が履いている下着は、トランクス派かブリーフ派、このどちらかに分別されると思います。

トランクスは、細分化された下着の中でボクサーショーツと言われることも増えてきました。比較的ゆったりとした作りなので、軽くて動きやすいことから、女性や子どもの部屋着的な着用をされることもある様子。また、同じような形でありながらも、よりフィットしたブリーフ的下着は、ボクサーパンツ、ボクサーブリーフと言われ、こちらはカラーやデザイン、素材のバリエーションも豊富なことから、若者たちの視線はこちらに移りつつあるようです。



一方で股下のないブリーフは、日本ではあまり人気がないようですが、英語圏では10代以降大人になっても着用する人も多いようです。他にも、股上の浅いビキニタイプや、ごく少数のマニア向け?!のTバックタイプのソング、タンガ、そして、より露出度が高く、下着というよりアクセサリー?のジョックストラップやGストリングというタイプの下着もあります。

メンズ下着の選び方についてですが、レディスほどきちんとしたサイズ展開がないからと言って、デザインや柄だけで決めるのはよくないようです。実は、健康面を考えて下着選びをすることが大切なのです。

健康面で選ぶと言うことは、どういうことなのでしょう。それは下着の一番の機能である保護の部分を考慮することです。具体的に言うと、男性機能の重要部分「睾丸」を重力のまま放置すると、血行が悪くなり、男性ホルモンの分泌を鈍らせ脳の認知能力にも関わるので、そこに重きを置くべきということなのです。

つまり、アウターのボトムのウエスト部分から見せている、これまでのゆるゆるのトランクスを履き続けることは、あまりお勧めできないと言えそうです。そこで思い出してください、今オシャレ面で人気のあるぴったりしたタイプの下着を! この、最近人気のボクサーパンツ、ボクサーブリーフは、オシャレ面でも健康面でも、まさに理にかなった、身体もココロも満足できる下着と言えるのかもしれませんね。
















Posted by 山なしなしよ at 05:51