2011年05月11日
二重まぶたは優しさ、柔和、可愛さをイメージする人が多い
一重まぶたと二重まぶたの違いは、前者のふちには溝がなく後者のふちには溝があるという特徴だけの相違ですが、日本人の中でこれらの割合は同程度と考えられています。
二重まぶたは優しい、柔和、可愛いといった女性が魅力的と思われる印象を与えることができるので、一重の中には化粧品や施術によって二重まぶたに変えようと試みる人も多くなってきています。
二重まぶたの施術方法によっては一重に戻すことが困難なものもあるので決断は慎重に行う必要があり、また二重希望者でも一重が似合っている場合も多いので他人のアドバイスを仰ぐことも大事です。
開眼動作は眼瞼挙筋によって瞼板が持ち上げられることで行われますが、この瞼板とまぶたの皮膚に癒着が見られる場合、表面に二重まぶたができあがります。
瞼板とまぶたの皮膚に癒着があると、目を開けるとき眼瞼挙筋が瞼板を引っ張ることで癒着した皮膚も引っ張られ、表面にくびれができ二重まぶたとなります。
逆に、二重まぶたにならない場合はというと、瞼板とまぶたの皮膚との間に癒着が見られず、目を開けても引き上げられるのは瞼板のみとなり、表面にくびれができません。
通常、美容整形外科で行われる二重まぶた施術には、埋没法と切開法があり、どちらもメリットとデメリットを含んでいます。
体内に吸収されない医療用糸でまぶたの皮下を数ヶ所留めることによって、二重まぶたのラインを作るという、皮膚を切開せずに行う施術を埋没法と呼びます。
二重まぶたの希望ラインに沿って切開し、皮膚や余分な脂肪を取り除く施術方法を切開法と呼び、埋没法で一重に戻ってしまった人などに利用されています。
最近では二重接着剤と呼ばれるアイプチといった商品が人気を呼び、施術をせずに二重まぶたを楽しむことができるところが売り物です。
まぶたは形成、状態維持しやすいやわらかい皮膚でできているゆえ、アイプチを利用して手軽に二重まぶたを作ることができますが、逆に敏感で炎症を起こしやすいことも覚えておく必要があります。
目の健康あっての二重まぶたですから、皮膚が炎症を起こしてまで行うことなどあってはならず、自分の体に最適な方法を見つけることが必要となります。