2011年04月01日

面接はバブル絶頂期で高卒の私にも求人がわんさか来ておりました


面接って懐かしいです。なんせもう20年近く前になりますし。求職活動しだしたのが丁度バブル絶頂期でしたので求人案内も山ほどあって選び放題でした。

商業高校で大半の生徒が就職する事もあるのでしょう。高校3年生にもなると学校の方で面接シュミレーションまでやってくれます。

面接官はなんと普段授業を受けてる先生方です。本当の面接官さながらに質問して来るのですがどうもそれが可笑しくて仕方なかったのを覚えています。

シュミレーションなどとは言え、本番さながらに履歴書も用意します。名前、住所、資格、趣味。自分をいかに会社に売り込むか!と言うのをしっかり書かないとイケマセン。



で、実際の面接のシュミレーションですが履歴書から質問内容がバンバン飛ぶ訳ですが、入社目的よりも趣味の方に突っ込みがあるんです。

面接シュミレーションの時、入社目的なんかはマニュアル通りの受け答えでいいんですけど、趣味の項目では「音楽鑑賞と書いてありますが何を聞いてるのですか?」と詳しく聞いて来るのです。一番目の生徒は苦しい顔つきで「中森明菜です・・・」と答えてました。

「ええ!?中森明菜??それでいいの?」と私も思ったのですが先生方も同じように思った事でしょう。「あのね、面接に来て趣味の音楽鑑賞が中森明菜は無いだろう?アイドルでなくせめてクラッシックとかにしときなさい」と指示が飛んでました。

自分を売り込みに行くんだから多少嘘があってもいい訳なのねぇ、と関心しました。まさに「嘘も方便」!?ちなみに私の趣味は「読書」で御座いました。



私の場合、本当に読んでいたのが異邦人や悲しみよこんにちは、我輩は猫であるなどの文学小説(?)だったので返答は無難に出来ました。本当は漫画もたくさん読んでたんですけどそれは言わない事にしました。(笑)

そして本番の会社への面接の日がやって来ました!私が希望した会社は中小企業で面接官はおじいさんでした。(後で相談役だと知りました)

「どんな質問が来るのか?」と大体予想は出来てたつもりでしたけど、まさか趣味の項目に書いた「料理」で突っ込みが来たのは本当に予想外でした。

「え??と、と、鳥とかの料理です!」何故かどもりながらの答えをする18歳の私。なんていう面接内容なの・・・と落ち込みながら帰宅するも何故か受かってしまい、そこで19年も勤務する事になったのでした。(笑)







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Posted by 山なしなしよ at 15:53