2011年03月29日

ミネラルに関して、意外なのですが、特に厳しい規定はありません


ミネラルウォーターは、水道水と比較して、ミネラルが多く含まれているから、ミネラルウォーターと呼ばれているんだと、信じていませんか?

ミネラルウォーターは、ミネラルの含有量が多いから、ミネラルウォーターと呼ばれているわけではないのです。

ミネラルウォーターは、ボトル入りの水の中で、地下水を原水として使用しているもののことを言います。

だから、地下水でない水を使ったボトル入り飲料は、ミネラルウォーターとは呼びません。



ミネラルウォーターは偶然の産物で、たまたま、欧米の水のまずい地域に住む人たちが、水のおいしい地域の地下水をボトルに詰めて持ってきたのが、ミネラルウォーターとして、世に知られるようになったのです。

今では、水道水よりミネラルウォーターの方が、身体に良さそうなイメージがあるので、ミネラルウォーターは、世界中で愛飲されるようになりました。

意外に思われるかもしれませんが、ミネラルウォーターの中に、どんなミネラルが含まれているか、など、きちんとした規定はありません。

それゆえ、どの国の、どの地下水を利用したかにより、ミネラルウォーターの味は違ってきますし、ミネラルウォーターに含まれるミネラルの種類も変わってきます。



ただ、ミネラルウォーターを飲めば、1日に必要なミネラルをすべて補給できると思ったら、それは間違いです。

それゆえ、ミネラルウォーターを、ミネラルを取るためだけに飲むのは、お勧めできません。

近年、水道水の色々な問題が取りざたされて、水道水の飲むのに抵抗がある人もいると思います。

水道水を飲むのに抵抗があるという人は、飲み水として、ミネラルウォーターを利用するのがいいと思います。
















Posted by 山なしなしよ at 17:54