2011年03月06日
適当に家賃を決めたりすると、マンションに入居した後で・・・
まずは部屋探しをすることから、マンションでの一人暮らしは始まることになります。
最初に、収入に見合った家賃の額はいくらくらいなのかを決めることが、賃貸マンションの場合は重要でしょう。
きちんと家賃を決めておいたら、マンション入居後に「こんなはずじゃなかったのに」と後悔したりすることも防止できます。
管理費、駐車場代などを含めて、基本的なマンションの家賃の目安は、収入の1ヶ月分の3分の1までです。
部屋を選ぶときはこの金額を超えないようにすべきで、マンションを選り好みしたい気持ちはおさえるべきなのです。
家賃の毎月の支払いがやっとで、ぎりぎりの生活では、どれだけ良いマンションに住んでも無意味です。
さて、もし6万円の家賃のマンションなら、6万円を払えば直ぐに入居できるわけではもちろんなく、契約時に敷金や不動産業者への仲介手数料、火災保険料、鍵の交換費用、入居月の家賃1ヶ月分などのまとまったお金が必要です。
賃貸契約の時にマンション入居者から家主へ預けられるお金で退去の時に返金されるのが敷金であって、入居者が家賃を滞納したり未払い金や延滞損害金があったり、借主の不注意による住宅の汚れや破損などの修繕費があったら差し引きます。
またさらに、マンション入居月の家賃である「前家賃」の支払いが必要で、月途中から入居するなら日割り計算をして必要な日数分を支払います。
このように賃借マンションの選択は大切ですから、下見をしっかりとしてください。
どこのマンションを借りるかは、いろいろと下見で検討して決めなければいけないので、その決断は慎重にすべきです。
下見までしたのに、断るのはちょっと申し訳ないなどと思わずに、あとでもう一度、業者なしで下見をして周辺環境をチェックしたのち、そのマンションを借りるかどうか判断するのがいいでしょう。