2011年03月03日
「進学塾に対する親たちのニーズがきわめて高い」のは変わらない
進学塾に対する、親たちの抱く「期待」がわが国できわめて高いという点については、昔も今もほとんど変わらないといえます。
昔も今も、小学生くらいのうちくらいから進学塾に通わせる家庭がかなり多く、きわめて熱心な親たちがとても多いと聞きます。
よって、進学塾でも「中学受験が専門」といった塾さえもいっぱいあり、中には全国展開のものもかなりいっぱいあります。
親がわが子にかなり小さいときから進学塾に通わせるわけは、各家庭でそれぞれ、まったく違うのだろうとは思われます。
ただ、ひとつだけ一致しているのは、子供にできるだけ早い段階できちんとした学習をさせたいという親の気持ちでしょう。
それは、学習習慣をある程度早いうちから身につけたほうが、子供にとってあとあときつい思いをしなくていいということです。
ですが、「あまり早い段階で子供を進学塾に通わせることは多くの弊害がある」と指摘する意見もいっぱいあるみたいです。
というのは、小さいうちから進学塾になど行かせないで子供は縛り付けないで育てるべきであって、勉強はあとからでも十分できるというのです。
そしてそんなに小さいうちから進学塾に通うことは、子供の健全な発達の妨げとなってしまい、かえって子供の将来に悪影響だという意見です。
そこで思うに、進学塾の存在それ自体については、「いい」とか「悪い」とか考えても、それはまったくもって無意味なことです。
重要なことはその子の特性を見極めたうえで、親が進学塾とどう関わるか、どう活用するかを考えることが重要といえるのです。
結局、進学塾の利点を生かすことができるかどうかは、各家庭にかかっており、その子に合わせてうまく活用できるかによるのです。
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