2011年02月26日

猫は普通、排泄行為をした後に砂をかけて、排泄物を覆う


猫は排泄行為をした後、普通、排泄物を覆うように砂をかけることで知られています。これには様々な理由があります。その排泄物の匂いを獲物とする動物に知られないようにするというのがまず一点です。

また、猫が排泄をした後、自分の尻を舐めるという行為についても、同じように言えます。そうすることで、匂いを消し、自分の存在を隠すためです。

けれども、猫がいつも自らの排泄物を隠してしまうとは限りません。その逆にあえてそれを残し、自己を主張し、縄張り意識を高めるという場合もあります。いわばマーキング行為のようなものを行うわけです。

けれどもまた、目上の猫がいると、それに対しては遠慮し控えめな態度を守っていかなければなりません。そこで、自分の排泄物の匂いは極力、消すようにしておくのです。



また、トイレが汚いと、猫は少しもそれを利用しなくなります。というのも、猫はきれい好きで、汚いトイレは避けて、排泄行為を別のところでしてしまうからです。

そして、トイレが不潔であると、猫は家のものを使わなくなりますので、その排泄用の猫砂などは常に取り換えるよう、注意しておかなければなりません。

そしてまた、その場所が寒かったり、何かの匂いや、音がしたりしていると、猫は落ち着けず、そのトイレを敬遠するようになってしまいます。また、人目に触れたり、人が頻繁に行き来するようなところも避けるような傾向があります。

そして、今、猫の排泄用の砂として利用されているものは、ほぼそのどれもが消臭効果も十分であり、その材質としての塊具合もよく、使いやすいものとなっています。



そして、その中に木の砂があります。これは軽くて、また可燃ごみとして扱うこともできて、大変使いやすいものです。けれども、材質としての固まりがあまり良くなく、高価なものが多いというのが難点です。

つぎに鉱物系の砂があります。これはとても扱いやすいのですが、ごみとしては不燃ごみに分類されてしまいます。また、その重量が重いということも不便なところです。

また、紙の砂はとても軽いので扱いが容易です。けれども、そのために飛び散りやすく、排泄物の匂いも広がってしまいます。けれどもまた、可燃ごみですし、トイレにも簡単に流せて便利です。

さらにはまた、おからの砂などもあり、これは猫が口にしてしまっても、無害ですので、その点は心配いりません。けれども、おからの匂いがあたりに漂ってしまいますので、人によって気になってしまうこともありえます。
















Posted by 山なしなしよ at 08:02