2010年12月28日

たくさんの車によってガソリンの需要が増えることは問題である


世界的な原油高の影響で、ガソリン価格は高値更新中です。運送業界やタクシー業界では、運賃引き上げだけでなく,いかに車の燃費を上げるかが必要でしょう。

私たちの生活でも、灯油価格の高騰が切実な問題です。生活全体の燃費を上げていきたいものですよね。

そして燃費と言えば、やはり車が分かりやすいですね。いかにガソリンを効率よく消費するか、燃費の良い走りが大事でしょう。

車の燃費とは、「リッター当たりの走行距離数」の一言です。一般的な車の燃費といえば7〜10km/L、一方、軽自動車ややや燃費の良い車ならば10〜15km/L、そして低燃費車やハイブリッドカーであれば、なんと20km/L〜と言われています。



では、皆さんは自分の車の燃費を測ったことがありますか? 測るには、まず、ガソリンスタンドで満タン給油する前に、トリップメーターのカウンタをリセットします。そして、次回の給油時に、表示されているトリップメーターの数値と給油量を割って、燃費を出すのです。

しかし、そこで出た燃費の数字とその車のカタログに掲載されている数値とはかなりの開きがあると思います。それもそのはず、カタログでの測定数値は、走行機械によるもので、実際の走行よりもいい条件だからです。街中や山などを走る場合とは異なるからです。

では、燃費の良い走りとはどのようなものでしょう。まず、走る前に車をチェックすることから始めなくてはいけません。車も人間のように「調子」というものがあるからです。

運転前のちょっとしたチェックも、十分燃費の助けになるのです。たとえば、タイヤの空気圧が規定値より低くないか、エンジンオイルやエアフィルターは汚れていないか、点火プラグの寿命などを確認しましょう。他にも、余分な荷物で車体を重くしていませんか? これらのメンテナンスをするだけでも、車は燃費で返してくれます。



そして運転です。乗る前のチェックも重要ですが、もちろん運転が燃費を左右すると言っても良いでしょう。では、自分の走りを確認してみましょう。

まず、燃費のために大切なことは、急発進、急加速、急ブレーキ、の3つの「急」走行をしないことです。この燃費の悪い「急」の走りは、車とエンジンへの負担も非常に大きいのです。アクセルの無駄な踏み込みはしないようにしたいですね。

また、その他に低燃費の理由に渋滞があります。止まっているのにけエアコンをオンにしたり、ノロノロと加速/減速を繰り返す渋滞は、ガソリンを消費するだけです。せめて減速時には、エンジンブレーキを使うことも考えてもいいかもしれませんね。

街の中では信号や渋滞などで、チビチビと走ることが多く燃費効率の悪い走りを強いられることも多いでしょう。加速にガソリン消費はつきものです。アクセルを踏むことで得た速度を殺すことなく惰性で進む距離を考えるなど、自分の走りを見直すことが大切でしょう。
















Posted by 山なしなしよ at 20:31