2010年11月23日

ヒーリングってなんだか癒しとは程遠いような?!


今までヒーリングという言葉は癒しを指すものだと思っていましたが、違うらしいのです。無知でした(笑)ヒーリングという言葉はとても曖昧な言葉で、様々な意味が含まれているということです。御存知でした?

大昔は、ヒーリングと言えば、呪術医とか悪魔祓いを指していたそうです。宗教的かつ非科学的なものですね。そういえば、癒しもどちらかと言うと医学的と言うよりは非科学的かな??

現代のヒーリングとは、溜まったストレスや疲れを一時的に緩和させたり、完治はしなくとも少し中和させてくれるものですよね。自分が自分でいられる場所、時間・・。ヒーリングとは「自分の拠り所」という意味も持つのでしょうか?

ヒーリング(癒し)って聞こえはいいですけど、人気が出るってことは、それだけ精神的に病んでる人が増加してるってことですよね??精神的に余裕のある人は「刺激」とか「過激さ」を求めるものなんだそうです(笑)



社会が不安定な証拠?として、日本は今、空前のヒーリング(癒し)ブームです。アロマセラピーーやカラーセラピーなんて資格試験があるくらい職業として成り立っているし、人気職業でもあります。

人間だけでなく、ペットの間でもヒーリングブームのようです(笑)以前テレビで見たのですが、ヒーリングミュージックを聴きながら幸せそうにマッサージを受けてる犬がいました(笑)

10年以上前になりますが、飯島直子さんが出演した缶コーヒーのCM。このCMで飯島直子さんが「癒し系」と呼ばれるようになり、その後の「癒し」「ヒーリング」ブームの火付け役になったと言われていますよね。

ヒーリング・ミュージックも大ブームとなりました。坂本龍一さんのエナジーフローを収録した「ウラBTTB」が大ヒット。「image」「FEEL」もシリーズ化されて大ヒットしました。ストレスなどで病んだ人に「音楽療法」で治療する方法も出てきました。



ヒーリング(癒し)をメインとしたキャラクターも登場。リラックマやお茶犬、ペットタレントのチワワのくぅ〜ちゃんなど、曖昧なヒーリング(癒し)が形となった珍しい例です(笑)くぅ〜ちゃんに関しては、ヒーリングとは縁遠いはずの消費者金融のCMで大人気になったのも記憶に新しいですね。

ヒーリングブームを否定するわけではありませんが、ここまで大流行しているということは、それだけストレスに苦しむ人々が増え、社会が病んでいる証拠だと思います。バブル崩壊後の勝ち組はヒーリング業界だと言えますね。

気づかないうちに、ヒーリング・癒しの生活を送っている私たち(笑)絶叫マシーンよりも癒しの温泉、休日は外出よりも自宅のガーデニングの手入れ、都心への買物よりも森林浴。無意識のうちにヒーリング・癒しを求めているようです。

ヒーリング・癒しを全面的に信用して、頼りきっちゃうのも怖いですね。ある意味ヒーリングって現実逃避だと思うので、頻繁に利用していると効果が薄れてくると思うので、自分の体力・精神力をある程度自己管理することが重要だと思います。
















Posted by 山なしなしよ at 20:58