2010年10月09日

ガソリンスタンド別のポイントカードも、磁気カードに


ここ数か月の間で、世界的原油高によるガソリン価格の上昇はニュースになりましたよね。値上げ前日のガソリンスタンドは大行列が出来ました。

実は、ここ数ヶ月というわけではなく、10月から比べたガソリン価格でみると、リッター当たり6〜7円もの値上がりです。軽自動車だってかつてのハイオクガソリン並みの満タン価格になります。

もちろん、この値上げ以前からいかに安い価格でお得にガソリンを入れるか、ポイントカードやクレジットカードを駆使している人も多いでしょう。

しかし、世界的に原油価格が上がり、ガソリンスタンドの経営すら危機に陥っています。もっているガソリンスタンド別のポイントカードも、いつ単なる磁気カードになるか分かりませんよね。



ガソリン価格が高騰すれば、それに伴って冬場の必需品の灯油も値上がりをします。そのせいで生活弱者たちは、さらに凍えるような思いで過ごさねばならなくなると言うことです。

最高値を更新しているガソリン価格を受け、長年値上げをしなかったタクシー業界も値上げせざるを得ない状況になりました。年末年始、タクシー利用者にとっても懐寒い冬になりそうですね。

しかし、その反動でアメリカではガソリン小売価格が下落していると言うニュースもあり、今後も落ち着きを取り戻す方向になると思われます。

さて、そうなったら日本ではどのようになるでしょうか? 日本のガソリン価格は値崩れを起こし、春までにガソリンスタンドの倒産,閉店は増えるのではないでしょうか?



また、この影響はガソリンスタンドだけでなく、灯油使用の暖房器具を使っているビニールハウス農家、ガソリン使用の運送業界、蒸気や石油製品であるビニールを大量に使っているクリーニング店などは窮地に立たされています。

年末年始は、外出などでマイカー使用の機会が増えますよね。そこで、ガソリン価格比較サイトなどで、リッター当たりの価格をよくチェックし、少しでも安く給油方法をとりたいと思いませんか?

また、その他には公共交通機関を利用し、マイカー使用を控えようと言う人も多いでしょう。

ガソリン税の暫定税率の撤廃が今後行われるかどうか不透明ですが、原油価格高騰に対する政府の動向をじっくり見守り、いざと言う時には声を上げて行きたいものです。
















Posted by 山なしなしよ at 07:31